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アサガオ

 

春蒔きの一年草で、夏から秋に開花するとても有名な園芸種です。育てやすいつる性の植物で、堅いものに触れると巻きつく性質を持っています。家庭で広く栽培されているのでいろいろなところでよくみかけますが、種には毒性があるので誤食等には十分注意が必要です。


毒草名  アサガオ(朝顔)、東雲草(しののめぐさ)、Japanese morning glory
学 名  Pharbitis nil Chois.
特 性  ヒルガオ科 アサガオ属、お馴染みのつる性一年草
花 期  7〜9月
毒部位  種子(生薬名:牽牛子)
成 分  ファルビチン(Pharbitin)、コンボルブリン、リゼルグ酸アミド
症 状  嘔吐、下痢、腹痛、血圧低下


 

あまりにも馴染みがありすぎるので、かえって誤食が多いのでしょうね。小さなお子ちゃまたちには要注意です。特に種子に含まれているファルビチンやコンボルブリンには瀉下作用がありますので、下剤にもなりますが酷〜い腹痛も引き起こします。種子は生薬の牽牛子(ケンゴシ)といって、夏から秋にかけて採取したものを粉末にして下剤として服用します。大人一日0.5g〜1gの量で快便まっしぐらですが、消化吸収排泄機能の高い人はおなかピーピーになってしまいます。


 

種はたくさん出来ます。3室に分かれていて各室に種が2個入っています。中国の由来では王の病気をこの種で治した褒美に牛を与えられたため、「牛を牽いて帰る力を持つ種子」の意で「牽牛子(ケンゴシ)」との名が生まれたとされています。


-------- 琉球朝顔 --------

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園芸店などで多く出回っている「琉球朝顔」です。野朝顔の一種なので葉がハートの形をしています。繁殖力旺盛な熱帯性の宿根草なので、本場沖縄などでは大繁殖しちゃって困っているそうです。雨の降ったすぐあとなので水が溜まっちゃっていますが、結構密封性のある花のようですね。


-------- 西洋アサガオ --------



西洋アサガオですが、やっぱり蔓は左巻きでした。よく南半球では蔓は右巻きだって言われていますが、実際は変わらないそうです。



クリスタルパールピンク


クリスタルブルー


ケープタウンブルー


 

人気のヘブンリー・ブルー(Heavenly Blue)です。天然LSDといわれる「ハワイアンベビーウッドローズ」と同様の成分を含むといわれています。


 

≪MEMO≫
・朝顔の花一時
・お馴染み、夏の季語。
・ツルは左巻。強引に巻き替えて右巻きにすると大きな花を咲かせるという。
・平安時代に薬用として渡来した。
・「アサガオ」文部省唱歌
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 毎朝 毎朝 咲く朝顔は
 おととい きのうと 段々増えて
 今朝は白四つ むらさき五つ

 大きな莟は あす咲く花か
 小さな莟 あさって咲くか
 早く咲け咲け 絞や赤も
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・朝顔紋
 

・瀉下作用=大人7粒
・初霜、初嵐、花絵巻、団十郎、大海原、銀世界、紫天王、福娘、初東娘、千里の馬
・「山がつの かきほにさける 槿(あさがほ)は しののめならで あふよしもなし」 紀貫之(新古今和歌集)
・Pharbitis=ギリシャ語のpharbe(色)から由来。
・黄花はない。


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